スポンサーリンク

ドングリマラカスを作って秋の音楽家になろう。【0-3歳】.

ドングリマラカス♪つまんでいれるだけ。秋の音楽家♪【0-3歳】
この記事は約8分で読めます。
地蔵
地蔵

小さい子どもだからこそ、季節の美しさや音楽を楽しんでほしいです。

小さい子どもが大好きなどんぐりや木の実、拾った後どうしていますか?遊ばないともったいないですよ。ぜひ季節の実りを遊びに取り入れてみてください。

ここで得られる技術や知識
□子どもが興味を持った秋の実りを遊びに発展させる方法
□小さい子どもの手先の運動を促す造形あそびの方法
□音楽に合わせたリズムあそびの方法

どんぐりや木の実を使ってマラカスを作ったら、音楽の秋も楽しみたいですね。小さい子どもにとって、どんぐりのマラカス作りは「見る」「つまむ」「いれる」「音」を楽しむ秋ならではの感覚遊びです。

どんぐりマラカスを作ろう

準備するもの
  • ペットボトル
  • 木の実
  • キラキラパーツ(ビーズやモールなど)
余裕があれば、ビニールテープやマスキングテープ

つまんでいれるを楽しむ

作り方は簡単です。つまんでペットボトルにどんどんいれていくだけ。
上手に手指をコントロールできない小さい子どもにとって、「つまむ」「いれる」という作業は、それだけでとっても楽しい遊びであり、手指の発達を促します。

つまんでいれる

また、いれる物によって変わる音にも注目です。小さいどんぐり、大きいどんぐり、いれるときにどんな音かな?モールやビーズ、小石はどうかな?コロンとはいったり、カランといったり、カサッといったり、シャカシャカいったり。小さな音の違いを聞き分けながら音を聞く力も育ちます。

ペットボトルマラカス

少しいじわるをして、入れ方を工夫しないと入らない長いストローやモール、ペットボトルの口より大きい木の実や石も用意します。「どうやったら入るかな?」「これははいらないのかな?」小さい子どもは、色々な挑戦と実験を重ねて入れられるもの、工夫する必要があるもの、入れられない物、と理解していきます。

つまんでいれる

振ってみて良い音がなったらおしまい。つまんでいれるに疲れちゃったらおしまい。小さい子どもの集中力はそんなに持たないので、ほどほどに。

どんぐりマラカス

こんなかわいい場面も見られました。

※口に入れたりする危険がある場合は、蓋を接着剤で固めても良いですね。

ボトルのデコレーション

製作の余裕がれば、ボトルのデコレーションもしてみましょう。

マスキングテープやビニールテープ、シールなど好きなものをペタペタ貼ったら、かわいいマラカスの完成です。

マスキングテープをちぎったり、貼ったりするのも、小さいこどもにとってなかなか難しい作業です。貼ろうと思っているのに、ぐちゃぐちゃになってしまったり、手にくっついてしまったり。子どもの様子を見ながら、全部をやってあげないで、できるだけチャレンジさせてあげてみてください。短い時間でも手にくっつかないようにする方法や、どうやったら貼りやすいかなど、小さい子どもなりに考えて上達していきます。

幼児マスキングテープ

また、カラフル色や模様のテープをいくつか用意してあげましょう。子どもたちは選びながら好きな色や好きな模様、配色を覚えていきます。この子は何色が好きなはず、男の子だから、女の子だからではなく、自由に選ばせてあげてください。自分の好きな色も、そうじゃない色も色々試しながら覚えていくのです。好きなキャラクターのシールなども用意すると良いですね。

年齢だけでなく経験に合わせてできるできないが変わります。「あの子はできるのに、うちの子はできない」なんて思わずに、子どもそれぞれ成長は違います。興味も集中したいタイミングも違います。焦らず少しずつ、楽しみながらステップアップしてくださいね。

ペットボトルマラカス

【絵本】わたしゃ音楽家~の絵本

「やまのおんがくか」 訳詩: 水田詩仙 絵: 鈴木 幸枝 出版社: ひさかたチャイルド 絵本ナビで見る

わたしゃおんがくか やまのこりす♪じょうずに バイオリン ひいてみましょう♪
動物たちが楽器を演奏する楽しい童謡「やまのおんがくか」のしかけえほんです。動物たちがあっちを向いたりこっちを向いたりしながら演奏します。(読み聞かせ3分)

みんなで合奏してみよう♪

みんなでマラカスを作ったら、音楽に合わせて合奏してみると楽しいですよ。もちろん親子2人で音楽に乗ってマラカスをフリフリするのも良いですね。好きな音楽に合わせてリズムをとったり踊ったり、この年齢だからこそ恥ずかしがらず楽しめます。

地蔵
地蔵

今のうちに音楽って楽しい♪って思えたら素敵です。いろんな音楽にノリノリで楽しんでみてね。

通年使えるのは「おもちゃのチャチャチャ」。チャチャチャの部分でマラカスをフリフリします。サビの部分だけならたいていの大人なら口づさめるのではないでしょうか?秋だったら「山の音楽家」も楽しいですね。動物たちの楽器と一緒に合奏気分で楽しめます。もちろん、童謡でなくても、お母さんやお父さんの大好きな音楽に合わせてマラカスを振ったり、踊ったりするのも最高です。

子どもが聴く音楽は、クラッシックや童謡でないといけないわけではありません。お父さんやお母さんが興味がなく楽しめない音楽は、子どもだって面白いとは思えません。素敵な音楽も無理やり聴かせてしまっては逆効果。だったら、親も楽しめる大好きなミュージシャンの歌で十分です。「音楽って楽しい」って、子どもが思えたならそれは間違えではないはずです。

小さい子ども(0~3歳)の造形あそびは、何かを作って完成させることを目標にせず、完成するまでの感じ方を大切にしてあげてください。色に興味を持つ子、触ってみるのが楽しい子、音が楽しい、転がしてみるのが楽しい、制作に関係ない動作も、一つ一つが彼らにとって大切な経験となります。急かさず見守りながら、楽しみながら製作を進めてください。

【関連】0~3歳 初めての造形あそび

0~3歳 はじめての造形あそび【まとめ】
0~3歳の小さいこどもは、何かを作るというより、素材や色、感触を楽しみましょう。遊んでいるうちにたくさんの刺激を受け取ってくれますよ!