小さい子どもだからこそ、季節の美しさや音楽を楽しんでほしいです。
小さい子どもが大好きなどんぐりや木の実、拾った後どうしていますか?遊ばないともったいないですよ。ぜひ季節の実りを遊びに取り入れてみてください。
□子どもが興味を持った秋の実りを遊びに発展させる方法
□小さい子どもの手先の運動を促す造形あそびの方法
□音楽に合わせたリズムあそびの方法
どんぐりや木の実を使ってマラカスを作ったら、音楽の秋も楽しみたいですね。小さい子どもにとって、どんぐりのマラカス作りは「見る」「つまむ」「いれる」「音」
どんぐりマラカスを作ろう
- ペットボトル
- 木の実
- キラキラパーツ(ビーズやモールなど)
つまんでいれるを楽しむ
作り方は簡単です。
上手に手指をコントロールできない小さい子どもにとって、「つまむ」「いれる」
また、いれる物によって変わる音にも注目です。小さいどんぐり、
少しいじわるをして、入れ方を工夫しないと入らない長いストローやモール、ペットボトルの口より大きい木の実や石も用意します。「どうやったら入るかな?」「これははいらないのかな?」小さい子どもは、色々な挑戦と実験を重ねて入れられるもの、工夫する必要があるもの、入れられない物、と理解していきます。
振ってみて良い音がなったらおしまい。つまんでいれるに疲れちゃったらおしまい。
こんなかわいい場面も見られました。
※口に入れたりする危険がある場合は、
ボトルのデコレーション
製作の余裕がれば、
マスキングテープをちぎったり、貼ったりするのも、小さいこどもにとってなかなか難しい作業です。貼ろうと思っているのに、ぐちゃぐちゃになってしまったり、手にくっついてしまったり。子どもの様子を見ながら、全部をやってあげないで、できるだけチャレンジさせてあげてみてください。短い時間でも手にくっつかないようにする方法や、どうやったら貼りやすいかなど、小さい子どもなりに考えて上達していきます。
また、カラフル色や模様のテープをいくつか用意してあげましょう。子どもたちは選びながら好きな色や好きな模様、配色を覚えていきます。この子は何色が好きなはず、男の子だから、女の子だからではなく、自由に選ばせてあげてください。自分の好きな色も、そうじゃない色も色々試しながら覚えていくのです。好きなキャラクターのシールなども用意すると良いですね。
年齢だけでなく経験に合わせてできるできないが変わります。「あの子はできるのに、うちの子はできない」なんて思わずに、子どもそれぞれ成長は違います。興味も集中したいタイミングも違います。焦らず少しずつ、楽しみながらステップアップしてくださいね。
【絵本】わたしゃ音楽家~の絵本
「やまのおんがくか」 訳詩: 水田詩仙 絵: 鈴木 幸枝 出版社: ひさかたチャイルド 絵本ナビで見る
わたしゃおんがくか やまのこりす♪じょうずに バイオリン ひいてみましょう♪
動物たちが楽器を演奏する楽しい童謡「やまのおんがくか」のしかけえほんです。動物たちがあっちを向いたりこっちを向いたりしながら演奏します。(読み聞かせ3分)
みんなで合奏してみよう♪
みんなでマラカスを作ったら、音楽に合わせて合奏してみると楽しいですよ。もちろん親子2人で音楽に乗ってマラカスをフリフリするのも良いですね。好きな音楽に合わせてリズムをとったり踊ったり、この年齢だからこそ恥ずかしがらず楽しめます。
今のうちに音楽って楽しい♪って思えたら素敵です。いろんな音楽にノリノリで楽しんでみてね。
通年使えるのは「おもちゃのチャチャチャ」。チャチャチャの部分でマラカスをフリフリします。サビの部分だけならたいていの大人なら口づさめるのではないでしょうか?秋だったら「山の音楽家」も楽しいですね。動物たちの楽器と一緒に合奏気分で楽しめます。もちろん、童謡でなくても、お母さんやお父さんの大好きな音楽に合わせてマラカスを振ったり、踊ったりするのも最高です。
子どもが聴く音楽は、クラッシックや童謡でないといけないわけではありません。お父さんやお母さんが興味がなく楽しめない音楽は、子どもだって面白いとは思えません。素敵な音楽も無理やり聴かせてしまっては逆効果。だったら、親も楽しめる大好きなミュージシャンの歌で十分です。「音楽って楽しい」って、子どもが思えたならそれは間違えではないはずです。