もっさんみいこ、本を書きました。内容をちょっぴん紹介しまーす
もっさんみいこ、子どもに関わる仕事をし始めて、そこそこ時間が経ちました。思えば大学の頃に始めて、就職、子育て期間は少し離れていたこともありますが、なんやかんやと、その思いは変わらず、今はどっぷりこんな仕事をしています。保育士でも学校の先生でも、子育て支援のスタッフでも、子どもの遊び場づくりの人でも、プレーパークのプレーワーカーでも、イベンターでもあって、そうでもない、自分でも説明しにくいこの仕事を紹介するのと、私の子ども感を書き止めました。
全62ページ。文・イラスト・デザイン:もっさんみいこ。オールもっさんみいこ手作りです。頑張った(笑)!
とりあえず、初版2024年10月100部、出版ではないのでただの印刷物として手配り・手売りしております。お買い上げはこちら↓↓
思い返せば、こんなところから始まった
学生時間にやっていた活動はこんな感じです。近い過去のようで、ずいぶんと時が経ってしまいました(笑)。
本の最後に載せた文章ですが、ずっと心の中には「子どもの遊び場」と自分の居場所を同じように感じてきたのかもしれません。自分や友達のように、大人とのかかわりの中で、ズルい大人になっていく子ども達を見ていられないというか…。大人って、悪い人間ばかりじゃないけれどね。
第一章:子どもの遊び、遊び場の今(ピンク)
本誌にも書きましたが、子どもの遊びは、大人の遊びとは意味が違うと思うのです。大人の遊びは、休憩時間にやるリフレッシュ、気分転換というような意味がありますよね。メインで重要な事は別にあって、それをやっている時間以外に行う事。もちろん、遊びが無いと人生面白くない!という人もいるでしょうが、一般的には「遊んでばかりではだめ」のイメージです。
でも子どもの遊びは、そうではありません。子どもの遊びには意味があり、そのほとんどが彼らの人生においての経験で学びになると私は考えます。
実際に、ユニセフの「こどもの幸福度」調査で、日本の子ども達の置かれている状況が、「健康で勉強もできるのに幸せを感じない」という結果が出ました。子ども達の遊び環境の変化を考えると、その結果の原因と深く関係しているのでは?と思います。
第2章:もっさんみいこの「子どもの遊び」に関する仕事(水色)
「保育士でも学校の先生でも、子育て支援のスタッフでも、子どもの遊び場づくりの人でも、プレーパークのプレーワーカーでも、イベンターでもあって、そうでもない、自分でも説明しにくいこの仕事」と書きました。その仕事を紹介しています。
もっさんみいこの工作・絵画教室
基本的に自由工作なので、絵画造形技術を教え込んで賞を狙うような教室ではありません。子どもが自分で考えて自分で作る事を目的としているので、彼らそれぞれの技術力やその日の遊びたい気持ちに合わせているので、大人が用意するような見栄えが作品にあるわけではありませんが、一生懸命作った作品たちはどれも愛おしいものとなっています。
また、イベントとしてワークショップも行います。そのワークショップの紹介もしています。やり方は見たらわかるような簡単な自由工作ばかりですが、一番大切な「大人の心づもり」を書いています。大人が指示指導して「やらせる」気持ちで行うのと、子どものアイデアにできる限りまかせてあげるのでは同じことを行うのでも全く意味が違ってくるからです。
ちびっこ親子教室
子ども工作・絵画教室と同じく未就学児のちびっこ達とその保護者さんに向けての造形あそび活動も行っています。こちらも、やり方自体はネットでいくらでも落ちていますので、大人の心づもりを中心に書いています。保護者さんも小さな子どもも「こうあらねばならぬ」に縛られていては疲れてしまうし、本領発揮できません。できる限り自由にリラックスした空間を作る事ってとても大切だと思うのです。
幼稚園での「たんQラボ」:造形あそび空間づくり
ありがたいことに、それまでの活動を見て幼稚園での造形あそび空間の企画運営のお仕事をさせていただく事になりました。2023年春から。幼稚園で働くなんて今まで思ってもいなかったので、色々試行錯誤はありましたが、2年目となり(今2024年11月)、少しずつ園全体に面白い変化が生まれてきてやりがいを感じています。これからの世界で必要になる「自分で考えて、自分で作る力」それを遊びの中で身につけられる空間。
そんな空間を作るには、ただ高級なおもちゃを買い集めればいいというわけではありません。やはり子ども達に関わる大人の環境があってこそ。大人たちの心づもりが変われば、おもちゃが何であっても、おもちゃじゃなくても子ども達の遊び心は無限に広がると思います。