SNSは、人間が人間の中で生活したいと思う本能を突いたサービスです。
自分はどれくらいの生活をしていて、その生活を維持するためにどうすればいいか?等の情報に溢れているので、少しでもより良い情報を求めて長時間を費やしてしまうのです。
けれども、その中に入ると羨ましくなるような情報に溢れていて、キャッチーな動画や言葉で心が揺さぶられます。
SNSの投稿の中には、以下の内容が含まれます。
(そんなことわかってるという方もいらっしゃると思いますが)
①個人的な日常・思い出の投稿
→個人の見てほしいことを切り取った投稿。受け手はその情報しかないので、その人がいつもそんな状況にいるように錯覚しそうになりますが、自分と比較して一喜一憂すると疲れるので注意です。
②個人の意見・感想
→「〇〇を試してみた!」「〇〇だと思うよ!」のように、おススメや感想・意見を伝えたい投稿。そうすることで、自分を表現したい、自分の好きなものをみんなに紹介したい、社会貢献したい、お小遣い稼ぎになれば…。といった投稿です。情報を必要としている人に届けば素敵な事です。ですが個人の感想・意見なので鵜呑みにせず、本当に自分に合う情報かどうかを冷静に判断する必要があります。
③商品や活動の広告
→ド直球に広告です。「●月●日イベントがあるよ!」「新しい商品が出たよ!」。無料でこのような情報を出せるのは、活動資金の少ない者にとって大変ありがたいです。受け取り手も、必要な情報が簡単に手に入るので便利です。
上記のような「いいなぁ」「欲しいなぁ」「やってみたいなぁ」「やらなきゃ!」「もっと知りたい!」など人間の欲望を満たしてくれそうな投稿が多いのもSNSの特徴です。
「満たしてくれそうな」というのは、結局情報なので、実行しない限り欲求を満たしません。それどころか欲求が増えると言った方がいいかもしれません。
そこまで計画的に考えて投稿していないかもしれませんが、受け取り手からすると、人間の欲求を揺さぶる情報という意味では、個人の投稿でも広告的な投稿でも同じです。
もちろん、投稿を見て癒されて気持ちが楽になったり、元気づけられたり、良いヒントをもらったり、友達ができたり、仕事に繋がったり、そんな良いこともたくさんあります。
けれど、それとは逆に、キラキラした情報を見ては自分のイケてなさに落ち込んだり、真逆の意見にイライラしたり、不安な心に忍びよる怪しい情報に引っかかってしまったり…。そんな心を翻弄する部分もあります。
SNSは、休憩時間など心が無防備な時に見ることがほとんどです。なのでその情報は、親近感が沸きやすく、良くも悪くも心に刺さりやすくなっています。
無防備な心で見るネットの情報だからこそ、主観的ではなく客観的に、冷静に見る目が必要です。
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次回》ネット情報の見極め方
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