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SNSをず~っと見てしまうのはなぜ⁉—-子育て世代☆ネット社会の泳ぎ方2—-

SNSをずーっと見てしまうのはなぜ!?
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SNSは、人間が人間の中で生活したいと思う本能を突いたサービスです。
自分はどれくらいの生活をしていて、その生活を維持するためにどうすればいいか?等の情報に溢れているので、少しでもより良い情報を求めて長時間を費やしてしまうのです。
けれども、その中に入ると羨ましくなるような情報に溢れていて、キャッチーな動画や言葉で心が揺さぶられます。

人間の欲求を満たすから

SNSの投稿の中には、以下の内容が含まれます。
(そんなことわかってるという方もいらっしゃると思いますが) 

①個人的な日常・思い出の投稿
 →個人の見てほしいことを切り取った投稿。受け手はその情報しかないので、その人がいつもそんな状況にいるように錯覚しそうになりますが、自分と比較して一喜一憂すると疲れるので注意です。

 ②個人の意見・感想
→「〇〇を試してみた!」「〇〇だと思うよ!」のように、おススメや感想・意見を伝えたい投稿。そうすることで、自分を表現したい、自分の好きなものをみんなに紹介したい、社会貢献したい、お小遣い稼ぎになれば…。といった投稿です。情報を必要としている人に届けば素敵な事です。ですが個人の感想・意見なので鵜呑みにせず、本当に自分に合う情報かどうかを冷静に判断する必要があります。

 ③商品や活動の広告
→ド直球に広告です。「●月●日イベントがあるよ!」「新しい商品が出たよ!」。無料でこのような情報を出せるのは、活動資金の少ない者にとって大変ありがたいです。受け取り手も、必要な情報が簡単に手に入るので便利です。

個人投稿や広告的内容が含まれるSNSの投稿

上記のような「いいなぁ」「欲しいなぁ」「やってみたいなぁ」「やらなきゃ!」「もっと知りたい!」など人間の欲望を満たしてくれそうな投稿が多いのもSNSの特徴です。
「満たしてくれそうな」というのは、結局情報なので、実行しない限り欲求を満たしません。それどころか欲求が増えると言った方がいいかもしれません。

そこまで計画的に考えて投稿していないかもしれませんが、受け取り手からすると、人間の欲求を揺さぶる情報という意味では、個人の投稿でも広告的な投稿でも同じです。

もちろん、投稿を見て癒されて気持ちが楽になったり、元気づけられたり、良いヒントをもらったり、友達ができたり、仕事に繋がったり、そんな良いこともたくさんあります。

けれど、それとは逆に、キラキラした情報を見ては自分のイケてなさに落ち込んだり、真逆の意見にイライラしたり、不安な心に忍びよる怪しい情報に引っかかってしまったり…。そんな心を翻弄する部分もあります。

プライベートの時間に見るから心に刺さりやすい

SNSは、休憩時間など心が無防備な時に見ることがほとんどです。なのでその情報は、親近感が沸きやすく、良くも悪くも心に刺さりやすくなっています。
無防備な心で見るネットの情報だからこそ、主観的ではなく客観的に、冷静に見る目が必要です。

情報シェア、いいね感謝いたします。
次回》ネット情報の見極め方

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