
まず、世界がどう動いているかを知ることからはじめて


変化の方向性を探る


それから少しずつ変化の準備を整える


実際にやってみる!
今まで当たり前にやってきていた教育の在り方を変えるのは簡単な事ではありませんが、今まで通りでいいはずもありません。「変化を受け入れ、変えなければいけない!」と思ってはいるけれど、どうすればいいのか?この記事では、今の幼児教育・学校教育がどのような方向に進んでいるのか、どのような教育をやろうとしているのかをご紹介します。
主体性を育む教育
今、さかんに言われているのが「子ども達の主体性を育む」です。主体性とは、自ら考えて、自ら行動する力です。この「主体性」は、大人が一番教えにくいと感じるところかもしれません。今まで、「これをやりなさい」「あれをやりなさい」「これはダメ!」と言ってきた教育から、子ども自ら「これをやりたいなぁ」「あれをやらなきゃ!」「これはやらないほうがいいな」と考えられるようにするのですから。
今まで、色んなことを教えて、経験をさせて…、大人が主導で子ども達を言葉の通り「導いて」きました。そうしなければ、未熟な子どもは育たないと思われていたからです。だから、ついつい大人が前に立って「はい、これから〇〇します。静かにしてください!」と言ってしまっていたのです。ですが、子どもは本来、子ども自身を育てる力を持っています。その子のペースで、必要な力を必要な時に学んでいく力です。
その力についてこの本に書かれているのでご紹介。
子ども主体ばかりでは、大人として伝えたい事が伝えられないのでは?と言う場合もあります。その場合は、大人の主体性と子どもの主体性を掛け合わせた「共主体」という考え方で、取り組むことができます。
私の経験から言うと、場合にもよりますが、子どもが軽くわがままな事をする時って、大人を試している時が多いんじゃないかなと思います。子どもだって本当にダメな事は案外わかっているんです。それと同時に、大人が勝手に押し付けてくる(本来の目的を失っている)ルールは敏感に察知して、ただ手間をかけるくらいの迷惑行為だと、「この大人は、どこまで自分の事を受け入れてくれるだろうか?それとも大人の常識を押し付けてくるだろうか?」と試してくることがあります。幼児でも小・中学生でも、言葉にならないその思いを読み取って、きつく叱るでもなく甘やかすのでもなく、その子自身を受け入れることができれば、ちゃんと話し合える間になれることが良くあります。
子どもの主体性を育む「自由遊び」「探究活動」「民主主義教育」
「探究学習」って何?「民主主義教育」って何?と疑問の声が聞こえてきそうですが。しかしながら、「これから変わるこどもの環境②」で紹介した人間らしい人間が生きるための力は、実は子どもの自由な遊びの中で育まれることが多いです。
子ども達が自由に遊ぶことで身につける力
子どもは本来、子ども自身を育てる力を持っています。イラストのように子どもが遊びの中で自らを成長させるチャンスがたくさんあるのです。注意が必要なのは、その「遊び」は子ども自ら「やりたい!」と思って始めたことである事です。大人の「遊びなさい」「鬼ごっこしなさい」は一見遊びのようですが、強制されたものは遊びではありませんよね。そして、じっくりと子どものペースで遊び込むことができる事。大人の都合で場所や時間を制限すると遊び込んだ先にあるものに出会えません。大人が何かを学ばそうと先回りしたり期待しすぎるのも、子どもの気持ちを阻害するので注意です。

遊びからたくさんの力を学ぶことを書かれている本はこちら。

冒険遊び場づくり協会オンラインショップ
探究活動
先述したように、子どもの自由あそびの中には「探究活動」も「民主主義教育」も自然と学ぶ機会が含まれています。
とはいえ、大人として教えたい事もある、気づいてほしいこともある、もっと豊かな気づきや学びをしてほしい時もあります。そんな時に「教え込む」ではなく「気づいてもらう環境を作る」。その環境から生まれるのが、探究活動です。
探究活動については、私の実践も紹介したいものがありますが、ひとまずこちらではこの本をご紹介。
民主主義教育
こちらは特に人間どうしの間に起る問題解決方法の学びです。
小さい子どもでも、ケンカには理由があります。ケガさせた子が怒られるという場面が多いですが、よくよく見てみるとケガさせられた子も何らかの原因があったり、そうでなかったとしてもケガさせた子自身の心が何らかの理由で傷ついていたり。大人が有無を言わさず「ケガさせたらだめでしょ!謝りなさい」で一見解決したように終わらせるこういったケンカも、子どもにとっては、問題の本質をわかり合うチャンスである場合も多いです。
小さい頃から大人が争いごとを解決してくれているので、本人たちは解決する方法もどうすれば避けられたのか、相手は何を思っていたのかを考えるチャンスを逃したまま成長してしまいます。そういう現場こそ、力が養われる機会なのに。
そんなことを書かれた本はこちら。

なぜ今、子どもの環境を変えるべきかを考えてきました。

もっさんの実践や参考とした書籍などもこれから紹介していきますね!
