==帯より==
自社ブランドが選ばれる確率をどうやって増やすのか!?
その最大の鍵となるのは「コンセプト」です。その「コンセプト」は、どうやってつくればいいのだろう!? この本は、その問いにわかりやすく答えるための書籍です。
事業の大小にかかわらず、あらゆる商売を成功に導く決定的なノウハウです。新たな知見を得ることで自らをパワーアップしたい人は、ぜひこの本を読んでください。きっと、これまでと同じはずのビジネスが、昨日までとは違う明るい景色に変わるはずです。(森岡 毅)

教育を語るこのブログで、儲けを語るのか⁉

ボランティア(無償労働)には限りがある!儲けではなく持続可能な運営を考えたいんだよ!
なぜ、マーケティング本を勧めるのか?
子ども関係じゃない人は次の項目から読んでください。
もっさんみいこの活動は、子ども達の豊かな成長を促す事…。そこになぜ、こんな利益追求型マーケティング本⁉「やっぱり、もっさんも結局、お金命なのかよっ!」って思われそうですが、違うんです!
子どもを取り巻く子育てひろばや遊び場、まちづくり…。このような場を支えている多くがボランティアで資金不足・運営持続困難なのに対し、子ども向け市場の巧みなマーケティングに親子の大切な時間が消費されていく現実があります。大切な事を伝えるにはボランティアには限界があると痛感します。
もちろん、子どもが育つ場所をボランティアではなく消費社会(サービスする側とされる側)に入れてしまえばいいという事ではありません。マーケティングの神髄を学ぶことは、どう儲けるかだけでなく、社会に必要とされるべき事が、ちゃんと社会の中心にいるためにはどうすれば良いのかというヒントにもなると思うのです。
本書の概要
上述した理由で、このブログでこの本を紹介するのですが、子ども関係ではない普通のビジネスとしても、もちろん超おススメの本です。かなり本気のマーケティング本なので、個人経営から大きな企業まで通用するマーケティングテクニックのバイブル本です。会社経営されているビジネスマンの方の必読書とも思います。USJや丸亀製麺のV字回復などを導いてきた森岡毅が、そのマーケティング手法を惜しみなく説明してくれているこの本。どんな事業でも規模でも使える達人の技が満載です!
内容の要約
序章:”選ばれる確率”をどうやって増やすのか⁉
作者森岡毅が、ご褒美スイーツを買いに行くところから、そのパン屋の経営を例に話が膨らむという、この分厚い本からは想像できない親近感湧く序章ですが(笑)、森岡さんの「儲け主義」ではなく「利益を生むことで社会を良くしたい」という意識がうかがえます。分厚く難しい内容も多いですが、彼の実績や経験をもとに書かれているので理解しやすくなっています。
Part1:選ばれる確率を増やすブランド戦略の本質
人が物事を選択する時、人が購入する商品を選ぶ時、そこに内在する心理的な要素を仕組み的に説明しています。人が選択する時のサイコロの目に入っているのか?そのサイコロの目に入るにはどうすればよいのか?複雑に絡み合う要素の中で共通する一点(重心)の探し出し方。
Part2:プレファレンスを伸ばす「コンセプト」の本質
「これって、〇〇ってこと」という人間の頭の中で描かれる「コンセプト」。それをどう描いてもらうのかは、マーケティングしだいだが、その描かせるコンセプトは、描かせる側の思いを押し付けるのではなく、消費者が何を求めているのか?という消費者理解がすべて。
Part3:「マーケティング・コンセプト」の作り方
実際にブランド設計の実例を通して、その重要なポイントを示す。
長々とマーケティングの専門家でもない私が書いても、わかりにくいと思いますので、ご本人の動画をご覧ください。
もっさんみいこの感想
元小売業、現広告デザインもやっているのでマーケティングの端くれにいる者として、かなり充実した学びになる内容でした。商売をしている人なら全員読んだ方がいいんじゃない?というくらいおススメです。
とはいえ、このブログで紹介する意味として、その技が「子どもの環境や成長と結び付けることのできる」というところを特筆しておきたいと思います。
利益目的ではない教育や福祉、ボランティアに置いても届ける相手はいるはずです。伝えたい相手がいるというところで、彼の理論はかなり使えます。この本では、顧客の本能が求める物を提供する方法が書かれていますが、ここでは「子どもにとって本来大切な事として伝えたい事(=大多数の大人が気づいていない所)」をどうやって本能に訴えかけるか?という少し逆算的な考え方をする必要はありますが、情報を整理すれば、誰にどうやって伝えれば良いのかが見えてきます。その伝える相手は、利用者だけでなく、一緒に活動する仲間、資金調達する相手などにも応用できるはずです。
例えば、以前こちらで書いた記事「子育て世代☆ネット社会の泳ぎ方1~7」を書く前に、この本を参考にして作った「エクイティピラミッド」がこちらです。小さな企画から大きな企業のサービスまで使えるのがこの理論だと思います。


伝えられている記事かどうかは私の手腕次第ですが、記事作成の前に「誰に、何を、どのようにして伝えるか?」が整理されたことで、明確に伝える内容が見えてきて、とても進めやすかったです。
こんな人におすすめ
本気のビジネスマン、経営者(商売をやっている人)
利益追求でなくても活動意義をどう広げるかを考えている人
資金調達、後継者問題、活動の魅力伝達不足が原因と思う人
この本から学べること
自分の商品、サービスはもちろん、活動の意味などを戦略的に相手に伝える手法が体系的に学べます。人生においても、商売においても、「選ばれる確率」を上げることは、目的に近づく圧倒的な力を持っています。人に選んでもらえるための「コンセプト」の核心をしっかり理解できる一冊です。
人が何かを選ぶ時、買い物でも娯楽でも、大切な友達やパートナーでも、人間の選択に圧倒的な影響を与える「コンセプト」。儲けるためではなく、伝えたいことをちゃんと伝えるための手法がわかります。
彼の事業が大きいがゆえに、叩かれることもしばしばあるようですが、まっとうな人間なのだろうなぁといろんな動画を見るとわかります。面白い動画がたくさん出ていますので、検索して見てくださいね。
