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「こども基本法 こどもガイドブック」認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンーこどもに関する日本の法律

こども基本法 こどもガイドブック
この記事は約8分で読めます。
==帯より==
「こどもまんなか社会をつくっていこう!」
弁護士と専門家が解説
認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンFTCJ (編集), 平尾潔 (著), 甲斐田万智子 (著), 出野恵子 (著), 中島早苗 (著), 平野裕二 (著), まえだたつひこ (イラスト)

 

地蔵
地蔵

世界のほとんどの国と地域が守る事を約束した国連の「子どもの権利条約」

もっさん
もっさん

日本で作られた「子ども基本法」は「子どもの権利条約」をベースに作られているよ。

本書の概要

全編ルビ入りで小学生から読める内容となっています。「子ども基本法」の基本的なところをおさえ、どんな時に使えるかが書かれているので、大人はもちろん、子どもが集まる場に置いて子どもと一緒に語り合えるきっかけにするのも良いと思います。

内容の要約

第1章:読んでみよう!こども基本法

第1条から第18条までの内容が説明されています。こども基本法は、①差別の禁止、②子どもにいちばんいいことを考える、③安心、安全に成長していく権利、④意見を言い、その意見が尊重される権利、の4つの基本原則から成り立っています。

第2章:子どもの権利って?

「こども基本法」ができたきっかけとなった国連の「子どもの権利条約」について説明されています。(全条箇条書きあり)

第3章:権利が守られていないときは?

暴力、いじめ、ジェンダー、差別、貧困、障害、ヤングケアラー、虐待、親の過干渉などで権利が侵されている時の事例紹介。

第4章:どうやって権利を使うの?

子ども自身が「モヤモヤ」思う事を書き止めることから、どう発展させていくか。そのモヤモヤから、実際にアクションに起こした事例も紹介されている。

第5章:「こども大綱」って?

日本が「こどもまんなか社会」を目指していく中で、基本方針や重要な事柄を定めている。「こどもまんなか社会」をどのように実現していくのか?そのチェックはどう行うのか?

もっさんみいこの感想

こどもに関わる仕事をしているなら、ざっと目を通しておく必要がある内容だと思います。1994年に国連の「子どもの権利条約」に批准してから、ずいぶんと経ちましたが、日本の「こども基本法(2023実施)」やっとできました。せっかくできたのだから、ちゃんと理解して使っていかないといけない権利です。
子ども達が気づいていないその権利は、大人がちゃんと伝えていく必要がある。なので、子どもの集まる場所や図書館など子どもが気軽に手に届くような場所に置いてあげるのも大切だと思います。ぜひ「子どもの権利条約」に関する下記2冊と共に。

子どもは、自分が傷つけられている、傷ついていると気づきにくいものです。周りの大人が一緒に考えてあげるきっかけにも良いと思います。

「きみがきみらしく生きるための子どもの権利」甲斐田万智子監修ーこどもにも権利がある!
「権利なんて、当たり前のことが書かれているんでしょ。」と思いがちですが、知らないことで、子どもを苦しめている場面もしばしばあるのが現状です。「あたりまえ」は一度ちゃんと学びなおしておかないと、思い違いや勘違いが生まれることもあります。
「子どもの力を伸ばす 子どもの権利条約ハンドブック」 (著)木附 千晶, 福田 雅章  (監修)DCI日本=子どもの権利のための国連NGO
「子どもの人権なんて当たり前に守ってる」それが多くの大人の認識だとは思います。ですが、子どものためにと思い、結構な負荷をかけていることを、大人は自覚しないといけません。「良かれ」と思ってやっていることの本質をもう一度考え直すきっかけにもなる一冊です。

こんな人におすすめ

子どもに関わる全ての大人

子ども本人

子どもは大人が指示指導しなければいけないと思っている大人

 

この本から学べること

日本で作られた「こども基本法」の基礎だけでなく、「こども基本法」のベースとなった「子どもの権利条約」、「こどもまんなか社会」「こども大綱」なども説明されています。ルビ入りなので、小学生でもわかりやすく、子どもと大人と共に学べる一冊です。

子どもを叱る、子どもに何かをさせる、当たり前と思っている事も、子どもを傷つけていることに気づかずやっている事もあるんです。今一度、基本を押さえておく必要があるのではないでしょうか?