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「きみがきみらしく生きるための子どもの権利」甲斐田万智子監修ーこどもにも権利がある!

きみがきみらしく生きるための 子どもの権利
この記事は約10分で読めます。
==帯より==
小学生から知っておきたいきみたち自身の「権利」のこと
・学校に行きたくない
・家にいるのがつらい
・ありのままでいたい
・意見を言いたい
どんなときにも力になる!
日本で、こども基本法施行&こども家庭庁発足!
「子どもの権利条約」第1~41条の解説に加え、困ったときの相談窓口や、
SDGsとの関係、さまざまな取り組みやデータなども紹介した決定版!
地蔵
地蔵

たくさんの人が読めるようにルビ入り

もっさん
もっさん

子どもにも権利がちゃんとあるんだよ!

本書の概要

1989年に国連がつくった「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」。日本がこの子どもの権利条約に批准したのは1994年ですが、今まで、子どもの権利を守るための仕組みが充実しているとは言えませんでした。2020年にようやく「こども基本法」が成立。2023年に子ども家庭庁設置。やっと子どものために政府が動き始めたというところです。次世代を支える子どもたちが、ちゃんと育てば、世界はいい方向に進むはず。「子どもの権利条約」は子どもを守り、豊かに育つための最低限の世界共有のルールです。その条約内容を誰でも理解できるようにわかりやすく書かれています。

内容の要約

第1章:「子どもの権利」って何だ?

「子どもに権利を与えるとわがままになる」「義務や責任が果たせない子どもには権利は使えない」というのは間違いです。また、権利は、なんでも好き勝手にしてよいという意味でもありません。子どもが、その子らしく生きて育つためにも大切な「子どもの権利」に関わる疑問に答えています。

第2章:「子どもの権利」を知ろう

この章では、「権利って何だ?」「生きる権利」「参加する権利」「育つ権利」「守られる権利」に分けて、各条を説明しています。

第3章:権利を学び、生かそう

差別、ジェンダー、いじめ、インターネットなど子どもの権利を生かす場面を紹介。SOSが必要な時の相談先も掲載されています。

もっさんみいこの感想

辞書的にも使える1冊です。ルビがふってあるので、子どもや日本語が難しい海外の方とも一緒に使えます。全部覚えることは難しいですが、ざっと目を通しておいて頭に入れておくことは大切だと思います。

こんな人におすすめ

子どもに関わる全ての大人、その現場

つらい立場にいる子ども、その子どもに近い大人(助けてあげられるかもしれません)

こども自身

この本から学べること

「権利なんて、当たり前のことが書かれているんでしょ。」と思いがちですが、知らないことで、子どもを苦しめている場面もしばしばあるのが現状です。「あたりまえ」は一度ちゃんと学びなおしておかないと、思い違いや勘違いが生まれることもあります。もちろん世界共通の内容なので、身近にはない事例もたくさんありますが、意外に身近につながっている話もあります。この本では、基本的なことを簡単な文章で頭に入れられます。

大人が子どものことを、全部勝手に決めていいわけではありません。一度ざっと目を通しておくだけでも、気を付けることができます。

子どもの権利条約:第1条〜41条

子どもの権利条約とは

第1条 子どもの定義
第2条 差別の禁止
第3条 子どもの最善の利益
第4条 立法・行政その他の措置
第5条 親その他の者の指導
第6条 生命への権利
第7条 名前・国籍を得る権利
第8条 身元の保全
第9条 親からの分離禁止
第10条 家族再会
第11条 国外不法移送・不返還の防止
第12条 意見表明権
第13条 表現・情報の自由
第14条 思想・良心・宗教の自由
第15条 結社・集会の自由
第16条 プライバシー・名誉の保護
第17条 情報へのアクセス
第18条 親の第一次養育責任
第19条 虐待・放任からの保護
第20条 代替的養護
第21条 養子縁組
第22条 難民の子どもの保護・援助
第23条 障害児の権利の国際協力
第24条 健康・医療への権利
第25条 措置された子どもの定期的審査
第26条 社会保障への権利
第27条 生活水準への権利
第28条 教育への権利
第29条 教育の目的
第30条 少数者・先住民の子どもの権利
第31条 休息、余暇、遊び、文化的・芸術的生活への参加
第32条 経済的搾取からの保護
第33条 麻薬・向精神薬からの保護
第34条 性的搾取・虐待からの保護
第35条 誘拐・売買・取引の防止
第36条 他のあらゆる形態の搾取からの保護
第37条 自由を奪われた子どもの適正な取扱い
第38条 武力紛争における子どもの保護
第39条 心身の回復と社会復帰
第40条 少年司法
第41条 既存の権利の確保