
未来が不安だらけなんやけど、大丈夫なん?

子ども達を取り巻く環境を、ちょっと考えてみよう。
コロナの混乱が終わったと思ったら、世界情勢の不安やAIの台頭。 急速な変化を続ける世界の中で、これまでの「こうあるべき」という教育だけでは立ち行かなくなりました。 目まぐるしく変化する社会の中で、子どもたちはもちろん、大人自身も自分で問題意識を持ち、解決していこうとする力が重要になっています。 これまでの「教え込むこと」が中心の教育ではAIには敵いません。 自分で興味を持ち、楽しみ、問題があれば周囲とコミュニケーションを取りながら解決する。 そんな力ってどう育めばいいのでしょうか?

変わらなきゃいけないという情報と共に新しい教育に関係するキーワードがネット上で飛び交うようになりました。「体験格差」「探究学習」「非認知能力」「AIリテラシー」「インクルーシブ教育」「協働的な学び」…。この言葉ってどういうこと?どうすればいいの?と焦って飛びついてしまいそうになりますが、まずは現状がどうであるかを把握すること、そこに何が必要になってくるのかを理解することが大切です。理由をわからずに流行に乗るように新しい手法に手を出しては本末転倒です。
今までの教育が時代についていけなくなっている現状
日本でいわゆる「学校」というものができたのが明治5年、そこからおよそ150年ほど。教室で、先生が前に立ち、子ども達に授業をして教えるという形はほとんど変わっていません。
もちろん今までは、子ども達が社会に出る際に必要な知識技術を学ぶための場所として学校の役割は大きかったと思います。
ですが今、あらゆる時代の変化の中でその役割やあり方が問われています。
想定外の社会情勢や災害
世界中がストップしてしまうような流行病や世界を揺るがす戦争や情勢、また大規模災害などが頻繁に起こるようになりました。一斉授業やみんな同じことを求められる教育で得た知識や技術では問題解決ができないような場面があまりにも増え、そこに対応できる力が必要となってきました。
AIなどのネット学習が進歩
AIなどのネットでの学習は、好きな時間にできて、ゲーム形式で楽しく、しかも個別のレベルに合わせて、何度同じことを質問しても嫌な顔ひとつしません。学校に行かなくても学べるため、「わからない」もしくは「もうわかっている」という子ども達が、自分のレベルに合わない学校の一斉授業を聞く必要性が低くなってきています。
一斉教育がターゲットとしている枠組みが崩壊
かつてのように「同じTVを見て同じ流行を追う」という共通体験は壊れ、各家族での価値観・興味関心がWEBを通してさらに違いを生みました。もちろん今まで少数派と軽視されてきた貧困やLGBT、しょうがいの有無などの「それぞれ」は、当たり前に取り組むべきです。「みんな一緒の事ができるように」という教育は、もはや機能しなくなっています。
子どもが常に忙しくストレスを抱えている
学校から帰ってきた子どもが、ゆっくり休息したり遊んだりする時間と場所がない。帰宅後は塾や習い事で忙しい(これにも様々な理由があります)。子どもは常に大人の監視下におかれ、期待され「やらされている」状態が続き、自分を見つめる時間がなく、そのためストレスを抱えている子どもも多くなっています。
他にも理由が考えられると思いますが、ざっとピックアップしても様々な角度から教育の在り方が今まで通りに行かない理由があることがわかります。

これだけ時代が変化したのに、150年前と同じスタイルって…。

やっぱり無理があるよね~。
このような問題が浮き彫りになりつつある中、2020年に出されたユニセフのこどもの幸福度調査では、日本の子どもの心の幸福度の低さが浮き彫りとなりました。2025年度の調査では若干の改善は見られたものの、不登校や自殺率の高さを見ると、やはり今までの教育を考え直す必要性があるのは明らかです。


では、これからの社会を迎える子ども達は…



