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はじめてのお絵かき、ちょっと慣れたら。【0~3歳】【絵本導入あり】

はじめてのお絵かき、ちょっと慣れたら。【絵本導入あり】
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はじめてペンを握って、はじめて描いたその時、最初から何かを描こうという意識はありません。
ペンをもって、ぐちゃぐちゃってやったらなんか書けた!?
ビックリ‼️
その発見で十分、大興奮です。
描く感覚や紙をぐちゃぐちゃしたり、そんなことを楽しめればそれでOK!
丸を描いたり、まっすぐな線や顔を描くのはずいぶん後の事だと思って、ぐちゃぐちゃ線が描けることを楽しんでほしいです。

もっさん
もっさん

まずは、ぐちゃぐちゃお絵かきをたのしもう!

ここで得られる技術や知識
□赤ちゃんのお絵かきについて理解できます
□初めてのお絵かきは、何かを描くのではなく、色や動作に感動することが大事です!

【絵本】お絵かきが楽しくなってきたら

この本は、ちょっと描けるようになって、絵本が理解できるようになってから。赤ちゃんのうちは、思う存分、ぐちゃぐちゃお絵かきを自身で体験してほしいです。

ぐるぐるぐるーん

ぐるぐるぐるーん

「ぐるぐるぐるーん」 文:のむらさやか 絵:サイトウマサミツ 出版社:福音館書店

クレバスで、ぐるぐるぐるーんと描いたものにちょびっと何かを描きくわえたら、猫になったりヒヨコになったり。簡単な絵本ですが、ぐるぐるでも楽しいお絵かきになると伝わります。残念ながら販売はされていないので、図書館などで探してみてください。(文字少:読み聞かせ1分)

おーい、クレヨンくん

おーい、クレヨンくん

「おーい、クレヨンくん」 作:古川タク 出版社:福音館書店

クレヨンで線を描いたり、点を描いたり、波線を描いたり、だいぶ描くことに慣れたら真似してやってみてもいいですね。こちらも残念ながら販売はされていないので、図書館などで探してみてください。(文字少:読み聞かせ1分)

2冊とも何かを描こうとするのではなく、偶然に引けた線を楽しむ絵本です。描いた線があやつれるになるまでたくさんぐちゃぐちゃお絵かきが必要です。丸を描いたり、丸を合わせて顔になるのは3歳以降ゆっくりと上達します。(もちろん、3歳までに経験がなければぐちゃぐちゃお絵かきから始めましょう)

はじめてのお絵かき

初めてのお絵かきは、横殴りのものが多いです。グーの手でペンをもって全身で腕を左右に動かして描きます。鉛筆の持ち方はまだまだ難しいです。そして、紙の中に収めようとはしません(笑)。広いキャンバスが必要ですが、スーパーでもらってきたダンボールを広げたらそれでOK!

自由にお絵かきダンボール広場

描けることを気に入ってくれた子どもは、何度の同じところをぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ。
彼らにとっては、「この棒を持って、手を動かしたら、線画残る!」という大発見して、その発見をより深く研究しているのです。

初めてのお絵かき

初めてのお絵かき

ぜひ、思う存分「描ける」という発見を楽しんでほしいです。いろんな色のペンで描くのも楽しいですが、やっぱり汚れるのは気になりますよね。そんな時は、おもちゃの「おえかきせんせい」や「水で描ける お絵かきシート」などで十分です。いつでも好きな時に描ける環境があるって楽しいです。

(お絵かき先生は単色がおススメです。子どもが意図せず勝手に色が変わるカラータイプは、あまり好きではないです。個人的にですが。)

子どもは気まぐれです。お絵かきの時間だと言ったって、他のおもちゃに興味があればそちらへ行ってしまいます。うちの子集中力ないのかしら?とか、男の子なのにピンクばかり、女の子なのに暗い色ばかり選ぶのって大丈夫かしら?左手で持ってる左利きかしら?など心配の声が親から聞こえたりするのですが、気にしなくていいです。今はいろんなことを試している時。この色どんな色だろう?この色きれいだな、こんなやり方でやってみよう、今は違うことをやってみたい…。小さい子どもは常に実験・研究を繰り返して、たくさんの事を学び取っていきます。だって、試しもしないで好きも嫌いもわからないですよね

0~3歳の集中力はそんなに長く持ちません。いろんなものに興味を持って、いろんなものを試したい時。この時期にたくさんの事を経験して知るからこそ、好きなものを見つける力がつきます。

 

(写真は親子教室。ママが描いたり、子どもが描いたり)

はじめてのおえかき はじめてのおえかき はじめてのおえかき はじめてのおえかき はじめてのおえかき

最初の作品らしきもの

ぐちゃぐちゃがある程度進むと、ぐちゃぐちゃなりに、ちゃんと考えて描くようになります。

大人から見たら、やっぱりぐちゃぐちゃにしか見えないのですが、描いている過程をじっと観察してあげてください。ビーっと右に線を引っ張ったと思ったら、ピタッと止まってぐちゅぐちゅっとやって、そこから反対にぐるっと描いたり。描いたところをよけて描いたり、ちゃんと考えながら線を引いているのがわかります。もちろん気まぐれなので、その意図は大人にはわかりませんが(笑)。

初めて描いたママ

もっさん
もっさん

写真は、娘がはじめて描いた「ママの絵」

上の絵は、ぐるっと丸を最後まで描かずに止めて、横に線をちょろっと引いて、「ママ」と指さすんです。ママを描いたり、パパを描いたり、アンパンマンを描いたり、大人にはわかりませんが、ちゃんと本人は描き分けているようでした。そんな時は、見せてくれるたびに「上手だねぇ」とべた褒めしましたよ^^。

親子でお絵かき

少しずつ、描く事をコントロールできはじめて、線や丸を描けるようになったら、何かを描いてほしいと思ってしまうのが大人心ですよね。焦らず、焦らずと言いたいところですが、親子で一緒に楽しめるお絵かき方法もあります。

子どもは、描かれていくのを見るのも好きです。さっきまでなかったものが出てくる不思議。お絵かきを促そうと思って大人(親)がお絵かきをしてあげたら、親に「かいてー」って持ってくるようになりますよね。

でも本人にお絵かきしてほしい。そんな時は、アンパンマンやウータン、ワンワン(NHK)の輪郭だけを描いてみてはどうでしょう?

「お目めないねー、お鼻ないねー、かいてー」と逆にお願いしてみてください。ぐちゃぐちゃでも、描いてくれると思います。「描いてあげよう」という気持ち、それってすごいことですよね。たくさんほめてあげてください「描くって楽しい!」ってなると思いますよ。

ワンワンとウータン

ちょっと上達してくると、顔のパーツらしきものが描けるようになってきて、その成長に感動します。面倒くさがりの私が、最初描いていたワンワンの耳も描かなくなったので、娘が自分で描くように(笑)。

ちょっと上手に

顔の輪郭だけ親が描いて、パーツを子どもに描いてもらうという遊びを一時期ずっとはまってやっていました。そのうち、輪郭を描かなくても顔らしきものが描けるようになって、輪郭描くのをせがまれなくなって楽になった一方、ちょっと寂しいような(笑)。

ちょっと上達したママ

もっさん
もっさん

よその子は、よその子。うちの子の一つ一つの成長に「うちの子、天才!」と感動できる方がきっと楽しいですよね。

子どもの成長は、あっという間です。個人差もあります。育つ環境によってもバラバラです。あの子はできているのに、ネットにはこう書いてあるのに、と焦らずに、ゆっくり楽しみながら遊んでもらいたいです。

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0~3歳 はじめての造形あそび【まとめ】
0~3歳の小さいこどもは、何かを作るというより、素材や色、感触を楽しみましょう。遊んでいるうちにたくさんの刺激を受け取ってくれますよ!