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好きな色や柄を選んでおひなさま作ろう

好きな色と柄でひなまつり作ろう
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地蔵
地蔵

あかりをつけましょぼんぼりに~♪

おひなさまは幼稚園や保育園、こども園などでもよく作りますね。ぜひそれらのお雛様を毎年、お雛様と一緒に片付けて翌年一緒に飾ってみてください。去年顔が描けなかったのに、ちゃんと顔らしいものになっていたり…。こどもの成長がわかって感動ですよ。

お雛様の作り方はたくさんありますが、今回は折り紙を貼って作るお雛様をご紹介。自分で選ぶことが少ない小さい子どもに、自分の好きな色や柄を選んでもらいます。

ここで得られる技術や知識
□普段与えられることが多い0~3歳の子どもたちに「選ぶ」経験を
□糊で貼る
□描く(顔を描いてみよう)
 

色紙・千代紙を貼って作るおひなさま

準備するもの

・色紙、千代紙

・のり

・画用紙(土台になります。100均一で何色か入ったものあり)
・顔を作る画用紙(肌色、黒、お雛様冠の黄色、お殿様冠の青)

制作の準備

無地の色紙と千代紙を用意します。千代紙は色んな柄のものが100均に売ってます。
通常サイズ(15cm角)は四分の一に切っておきます(親子でやるなら選んでから切ってもいいですね)。

お雛様の顔を用意します。コップなどを使って肌色の顔の型を取っても良いです。大体の大きさでOKです。難しいようでしたら下の画像をクリックして型紙をご利用ください。

好きな色と柄でひなまつり作ろう

好きな色を選ぶ

このお雛様制作は、貼っていくだけで作れますので作り方自体は簡単です。
ですので、今回の制作で重点を置きたいのは、色紙を選ぶところです。普段小さい子どもたちは大人が選んだものを与えられることが多いでしょう。そこで、着物にする色紙、土台にする画用紙の色、子どもが好きな色を選ばせてあげましょう。

お雛様の着物に4枚、お殿様に4枚。着物の重ねの色なので、内側になるものを無地の折り紙、外側になるものに模様の千代紙でも良いです(千代紙高いからね)。

選ぶことに慣れていない小さい子ども達、じっくり選ぶ子もいれば、手に取ったものをそのまま使う子もいます。着物の左右や男の子、女の子も気にせず自由に選ばせてあげましょう。色を見たり模様を見たりそれだけでもとても良い刺激になります。

中には、「選ぶ」と言うのがよくわからず、色紙を触って遊ぶことを楽しむ子もいるかもしれませんね。どうしても選びきれないようだったら、好きそうな色に選択肢をしぼったり、2択にしてもよいです。少しずつ「選ぶ」という事に慣れていければ良いですね。

時間があれば、台紙の画用紙の色も選んでもらいましょう。

好きな色と柄でひなまつり作ろう

貼り付けていこう

土台の画用紙に着物と顔を貼り付けていきます。ここで気を付けなければいけないのは、着物なので、左右が逆になると死人になってしまいます。覚え方は、「右手で懐に入れている物をとれるように左の襟が上」です。

着物の重ねを作ります

2枚ずつイラストのように重ねて貼り付け、2組のセットを作ります。

着物をセットします。

2組のセットを、(人形の)左を上にして貼り付けます。

好きな色と柄でひなまつり作ろう

顔を貼り付ければ完成!

顔を描いてもらってもOK!周りにお絵かきしてもいいですね。その時の成長の記録が残せます。

好きな色と柄でひなまつり作ろう 好きな色と柄でひなまつり作ろう

顔がちゃんと描けないのもご愛敬。↑上の写真では「目と口を描いてねぇ~」といったら、ぐちゃっと1つ丸を描いていますが、これが初めからできるわけではないんですよ。最初は丸も描けずただ横殴りの絵しか描けないです。この子は、肌色の丸が顔だから、その中に目と口があるんだなぁとわかっていて、線ではなく丸を描いています。それって初めの第一歩!すごいことだと思いませんか?
そして、このお雛様を残しておくと、翌年にちゃんと顔が描けることにまた感動します。

みんなのお雛様

0~2歳くらいの赤ちゃん教室で制作したお雛様です。まだまだ赤ちゃんも多いので、保護者さんがお手伝いする部分も多いのですが、かわいいお雛様が作れました。

制作の始めに小さい子どもたちに、教室にあったお雛様を指さしてあれを作るよ~。とつたえておいたのですが、作りながらお雛様を見に行ったり、自分の作品とお雛様を指さして「一緒だよ~」とアピールする子もいました。

男の子も女の子も豊かに成長しますように。

好きな色と柄でひなまつり作ろう 好きな色と柄でひなまつり作ろう

幼稚園や保育園、子育て支援センターなどで制作することが多いお雛様。ぜひおうちのお雛様、男の子は端午の節句などと一緒に保存してみてください。去年できなかったことができるようになっていく。子供の成長に感動すると思います。すくすく成長することを祈りながら、その成長を見守ることができる思い出作りにぴったりの制作です。

好きな色と柄でひなまつり作ろう