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桜の木を親子で手のひらアート。赤ちゃんからOK。【0~3歳】

桜の木を親子でフィンガーペイント。赤ちゃんからOK!【絵本導入あり】
この記事は約11分で読めます。

  どんどん大きくなっていく子どもの小さな手を作品に。パパママの手で木を作り、こどもの手で桜を作ります。ぺたぺた手のひらスタンプなので、作品作りができる年齢ではない赤ちゃんもできる親子制作です。

地蔵
地蔵

さ~く~ら~♪さ~く~ら~♪♪今日はみんな大好き桜の木を親子の手で描くよ♪

ここで得られる技術や知識
□小さい子どもの五感遊びを刺激するグチャグチャあそびの方法
□子どもの成長を記録できる作品の作り方
□赤ちゃんから親子で楽しめる造形あそびの技術。
毎年大きくなる子どもの手のひらアートは、宝物になりますよ。赤ちゃんの手のひらグチャグチャ遊びは頭の発達へ良い刺激を与えてくれます。

準備

準備するもの

・画用紙など描くもの(下で説明しますね)

・えのぐ

・えのぐを入れる平皿(紙皿や食品トレーでOK)

・手を洗うバケツ・水場、タオル

・子どもの着替えがあると便利

紙、キャンバスの用意

キャンバスは自由

親子で1枚描く場合は白い画用紙(八つ切り・A3サイズでOK)、みんなで大きな桜の木を作るなら大きめの模造紙を、入園や卒園などの記念品にしたいなら無地エコバックなどを用意します。
あとは、小さいお子さんが多いと思うので、汚れて困るところは養生しておきましょう。

えのぐの準備

赤ちゃんが多く、口に入れてしまう危険性が予測される場合は、ターナー色彩てのひら絵の具 しろくまくんがおススメです。口に入れないよう気を付ければ普通の水彩絵具でOKです。

特殊絵具は色を揃えると結構な高額です(涙)。まず5色を買いそろえるのがおススメ。赤・青・黄・白・黒を買って混色するとほとんどの色が作れます。

エコバックなどの布を使用する場合はこちらの布用絵具

親子の手で桜の木をつくろう!

桜の木を親子で描こう!進め方

お皿に絵具を出す。

2枚のお皿に絵具を出します。

1枚は、木の枝の茶色をつくるので、青・赤・黄色を(青は少なめ)出します。まずオレンジを作って、そこに青を足して濁していくイメージで茶色を作ります。

もう一枚は桜の赤と白。赤色は強いので、白に少し足して混ぜます。大量の白にほんの少しの赤を入れるだけできれいな桜色になります。

もっさん
もっさん

指で混ぜて色を作ります。きれいに混ぜ切らずに、濃い薄い色がある方がおもしろい絵になりますよ。

まずは大人の手で木を描きます。

手のひらアート

べちゃべちゃぐちゃぐちゃが大好きな子どもたちですが、いきなりえのぐに手をつけて、ぐちゃぐちゃっとするのには抵抗がある子どももいるでしょう。なので、まず大人がお手本を見せます。大人になったらなかなかできないニュルニュルの絵具の感覚は面白いですよ。

次は、こどもの手で桜の花を

手のひら桜

親子で制作

次は子どもの手にピンクを付けて、お好きなだけお花を咲かせてください^^。これまでの経験上、だいたい大人がイメージする木の上の方に桜の花が、、とはなりません(笑)。木の横だったり下だったり。小さいおてての桜の花はどこに咲いてもかわいいです。許されるなら足の裏で桜(笑)も挑戦してみてください。全身で絵具の感覚を単身でくださいね。

完成♪

親子で作ったエコバック

手のひら桜完成

どうしても手でえのぐが触れない子どもがいたら

ティッシュペーパーを丸めたスタンプのようなものを作ったり、スポンジ、めんぼうや筆など手で持って色が付けられるものを用意してあげましょう。

おててのかわりに

それでもダメな場合もあります。「嫌!触りたくない!」というのもその時のその子の成長の一部です。自分にとって安全かどうか慎重になれることも大切な能力です。大人が、全部やって見せてもいいじゃないですか^^。こうやって描くんだよと見せてあげたら、ちゃんと覚えています。本当に安心安全だとその子が納得すれば、ある日、急に参加することもありますよ。

季節を彩る 手のひらアート

手のひらアートは、手のひらの感覚あそびでもあり、簡単にできるのでモチーフを変えて一年中楽しめます。写真はハロウィンのお化けづくり。黒画用紙に白で手のひらアート。丸シールに目玉を描いて貼りました。他にも、春のお花畑、夏の海のお魚、秋の落ち葉などアレンジしてみてくださいね。

ハロウィンお化け

えのぐだらけでべちゃべちゃになって遊ぶことはとても大切なあそびとして今とても人気です。季節のモチーフを描くのもいいですが、何も描かずただただ絵具まみれになるのも楽しいです。

ピンクのおてて

子どもの泥んこ遊びや、絵の具遊び、粘土遊びは、ただ絵を描くだけではありません。きれいに作り上げることよりも、「汚れること」が大事。「汚れること」は、ベタベタ、ドロドロ、ざらざら、ねちゃねちゃを手や体で感じることです。そのたくさんの手触りが経験となり、成長していきます。

足の裏アート

小さい子どもは、完成させることよりも、完成させるまでに体全身で感じた感覚や感情、感触を大切にしてあげてくださいね。

手のひらを刺激する感覚遊びは、手先が器用になるだけでなく、皮膚を通して直接脳を刺激します。いろいろな感覚を受け入れる器を育てる時期だからこそ、たくさんの感触を味わってもらいたいですね。
もっさん
もっさん

「嫌」というのも大切な感情の一つなので、無理はさせずに楽しんでくださいね。お母さんお父さんも、「自分の子だけできない?」なんて心配しすぎないで。慎重に危険回避するのも大切な力ですよ。

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0~3歳 はじめての造形あそび【まとめ】
0~3歳の小さいこどもは、何かを作るというより、素材や色、感触を楽しみましょう。遊んでいるうちにたくさんの刺激を受け取ってくれますよ!