
秋になったら、森や公園で木の実や落ち葉、枝を拾いに行こー!


木の実を拾ってる時、カサカサって音がしたんだよ。もしかしたら妖精がいたのかもー!
公園や森には、妖精のようなコビトのような、何かが暮らしているような気はしませんか?ジブリの映画の「アリエッティ」のように、そんな暮らしがあるのかもしれませんよ。想像力を膨らませると思い白いです。

□色んな素材を組み合わせて作る力
□空間や素材から物語を想像する力
□想像することで、他者はどう感じるのかなどいろんな感情を使います。
木の枝で人形を作る
木の枝を体に見立てて作っていきます。作り方・アレンジは自由!材料もあるものでOK!ないものを買い足すのではなく、身近にあるものをどう活かすかを考えながら作っていくと、面白いアイデアがたくさん湧いてきます。もしかしたら机の引き出しに眠っているクリップやプレゼントでもらったリボンや包装紙なんかも使えるかもしれません。アイデア力を高めるには少々足りないくらいの方がいいのかもしれません。
顔はどんなかな?
枝別れしているところをうまく鼻に見立てたり、小さい小枝を鼻にして貼ったり、100均のミニポンポンでもいいかもしれませんね。
目は、Poscaペンの白や修正ペンの上に黒目を描くのが簡単ですが、小さい木の実を張り付けたり、なくても雰囲気が伝われば良いですし。
髪の毛はどうしよう?毛糸を束にしてもいいし、ドングリ帽子をかぶせてもかわいいです。
毛糸の束で髪を作る時はイラストのように、髪の長さと量を考えて、毛糸を何重かの輪にして、真ん中を別の毛糸でくくります。真ん中が頭の上に接着する部分です。切りそろえたり長さを変えるのも自由です。
体はどんなかな?
細いつる性植物なんかがあると、毛糸で巻き付けて腕が表現できます。モールやリボンでもいいかも。必ずつけないといけないわけではないので、なしでもかわいい。
足は難しいですが、ちょうど枝分かれしている部分が活かせれば、おもしろい動作が作れます。これもなくてOK。そのまま土に刺しても面白いかも。
おススメ接着剤
早くくっつくので立体工作に便利!ちょっとネバネバしますが、瞬間接着剤のような危険なものではありません。手についた接着剤は洗うより指同士こすり合わせた方が早く取れます。幼稚園でも使えますよ。ホットボンドのやけどを心配するよりこっちがおススメ。
Gクリアほど早くはくっつきませんが、普通の木工用ボンドよりは早くつきます。じっくり時間が使える時は、こっちの方がややコスパがいいかな。Gクリヤーより扱いやすいですが、屋外やイベントでの工作ではGクリヤーが早くて使いやすいです。
いろんな木の枝さん アイデア集

木の枝さん…。禁断の恋!?
自分の手で、作り出す木の枝さん。ただの枝から人形になることで「特別な枝」になります。「「特別なもの」は与えられるものではなくて、自分で作り上げていくものなんだ。」という小さい経験になればと思います。
木の枝さんと出かけよう!(もう一つの造形)
木の枝さんが喜びそうな場所を探そう!
木の枝人形を作っただけでも十分楽しいのですが、時間があるならもう一歩踏み込んで。木の枝人形が心地よさそうな場所を探しに行きます。できるなら森や公園、お庭など自然のある場所。
木の枝人形を花壇にさしてみたり、大きな木に持たれかけさせたり、いろんな場所に置いてみると、そこで生活しているように見えたり、何かお話しているようにも見えてくるので不思議です。
いろんな場所に置いて写真を撮って、写真集のようにまとめてもおもしろいです。
その風景を一つの絵やコラージュ作品として完成させるのもいいですね。時間はかかりますが、かなりしっかりした作品ができあがります。
愛着の湧いた木の枝さんを自然の中に置くことで、木の枝さん目線で自然を見ることができるようになります。普段何気なく見ていた草っぱらでも、じっと見ることで色んな植物や生き物がいることがわかるでしょうし、ゴミがあったらやっぱり嫌だなぁと思います。いつもとはちょっと違う目線で自然を見ることができるので、自然教育にももってこいです。
【絵本】自然の中に住む妖精から見る世界
じっちょりんシリーズ
「じっちょりんのあるくみち 」 作: かとう あじゅ 出版社: 文溪堂 絵本ナビで見る
じっちょりんという妖精?が人間の住む町の小さな自然の中で暮らしています。彼らの生活がとても面白い絵本。町でよく見る雑草と言われてしまう植物も小さく名前が載ってます。(読み聞かせ6分)
ノーム 不思議な小人たち
ノーム不思議な小人たち新装愛蔵版 [ ウィル・ヒュイゲン ]
こちらは、ヨーロッパに住む小人?妖精?の図鑑です。ノームとが自然の中でどうやって暮らしているのか、動物や植物たちとどう関わっているのかが描かれています。空想を膨らませながら、ずーっと見てても飽きません。

想像を膨らませながら、違う目線で自然を見ることができれば、新しい発見が生まれるかもしれませんね!
【関連】自然素材で作ったり体験できる造形
