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秋の収穫 拾った木の実の保存方法~煮沸消毒~ 煮汁染め【自然教育】

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地蔵
地蔵

ドングリ、まつぼっくり、落ち葉!いっぱい拾ったぞ~!!

もっさん
もっさん

秋の木の実を拾ったら、放っておくとドングリ虫たちが出てくるよ。煮沸消毒しておこう!

秋の木の実は自然の恵み。動物たちもその恵みで生きています。とはいえ、おうちの中で虫が発生したら嫌なので、煮沸消毒しておきましょう。煮沸しておけば、中にいる虫や細菌などは死んでしまうで、長持ちします。もっさんみいこの家ではもうすぐ10年になるドングリもありますよ。(毎年つぎ足しているので、どれが10年ものかはわかりませんが笑。)

秋の自然を拾いに行くときは、こちらをご参考ください↓。

どんぐり・木の実・落ち葉をひろいに行こう!木の実拾いのヒントとおススメ図鑑。【自然教育】
【自然教育】【絵本導入あり】秋に木の実や木の枝は工作の材料としていろいろ使えます。最近は売ってますが、やっぱり拾いに行くのが一番!秋の自然学習もかねてでかけましょう。
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木の実の煮沸方法

準備するもの
  • 木の実
  • 乾かすときにザルかダンボール

どんぐり保存方法知り合いが北海道からエゾマツのまつぼっくりを送ってくれました。関西では採れないのでウキウキです。

木の実の保存方法は、煮沸が一番確実です。冷凍保存というのもありますが、虫の中には越冬するものもいます(特に北海道の虫は強そうですしね。)。そもそも冷凍庫は食材であふれかえってますので、木の実を入れる余裕なんてないですよね(うちだけ!?)。

どんぐりの煮沸

大量に茹でるとアクが出てきます。使古しの鍋で良いので、木の実専用の鍋を用意した方がいいです。
枝も中が腐っていたり皮の間に虫が潜んでいるので、半分ずつ茹でます。
赤い実や青い実も茹でてしまいたいところですが、物によっては変色したり、つぶれてしまうものもあります。少しずつ試してみてください。経験上、野バラ(ノイバラ)の赤い実は、少し黒くなりますが茹でても赤い色を保ちます。

時間は20~30分程度。茹で栗を中まで茹でるときに30分以上茹でるので、木の実の量や大きさで判断してください。

どんぐりの保存方法

ゆで終われば、カラカラに乾くまで外で天日干しです。湿気が残っているとカビの原因になります。風通しと日当たりの良い場所に置くと乾くのも早いです。

最初、写真のように広げた段ボールの上に干していましたが、雨が降り取り込むのがたいへんでした。次はダンボール箱を半分に切ってその中に。ベストなのはザルのように日が当たりやすく風通しも良く、動かしやすい物だと思います。

まつぼっくりは水につけるとしぼむのが面白いですね。

せっかくの煮汁で遊んじゃおう!

準備するもの
  • 木の実の煮汁(まつぼっくり・どんぐり・杉ぼっくりなど)
  • 白い布
  • ビー玉やどんぐり
  • 輪ゴム

まつぼっくり保存方法

鍋いっぱい大量に木の実を煮詰めると、部屋中かなり森林浴のような良い香りに包まれます。そして、たくさんの木の実を煮ると煮汁がきれいな茶色に。そこに白い布を一緒に入れると染色されます。せっかくなので布に模様をつけてみましょう。絞り染めの方法です。

どんぐり染め、まつぼっくり染め

①白く着色されている布は染まりにくいので、ただの綿布がおススメです。
②③④どんぐりやビー玉をつつんで輪ゴムできつめに巻きます。輪ゴムで巻いたところに煮汁が入り込まないので白く残るという仕組みです。ドングリの大きさで模様の輪っかの大きさが変わります。
⑤なにも入れずにゴムでくくってしまうのもOK。色んな模様の付け方を探してみてくださいね。
⑥つけたい模様の分だけ輪ゴムで止めていきます。

木の実染め

⑦写真のように輪ゴムでくくったら、⑧煮汁の中にドボン。一緒に茹でてしまいます。

木の実染め

木の実染め 絞り染め

⑨⑩キレイに染まったら、輪ゴムを外していきます。さっと水洗いして汚れをとったら干します。
草木染をやっている方は色を定着させるためにもう一工夫するそうですが、子どもの遊びなのでこれで完成。気になる方はググってみてください。

秋の工作遊び

煮沸消毒した木の実や木の枝は、ぜひぜひ色んな工作で使ってくださいね。

秋の自然学習や造形【まとめ】
どんぐり、まつぼっくり、落ち葉、サツマイモ、栗…。体いっぱい秋を感じよう!