あの有名な鬼退治アニメの主人公の服の模様も緑と黒の格子模様だね。これであの模様を作ることもできるよ!
好きな色で作った格子模様が面白い作品です。いろんな色紙を用意して自分オリジナルの格子柄を作ってみよう。簡単だけど、結構根気がいる作業なので集中力も必要ですが、楽しいからできるよね♪
□格子柄を作ることができる。織物・布の基本がわかる。
□根気がいる作業を楽しくすることで集中力アップ!?
□自分たちで作った色紙を使った造形
格子柄の作品を作ろう
・ベースになる画用紙(八つ切り:好きな色)
・編み込んでいく色画用紙・制作した色紙(八つ切り短い辺の長さがあればOK)
・はさみ
・適当な幅のものさし(なくてOK)
ベースになる画用紙と、編み込んでいく画用紙は布で言うところの縦糸と横糸になります。色紙を自分たちで制作すると単一カラーで制作するより面白い作品ができますよ。
ベースの画用紙を準備します。
画用紙を半分に折ります。
開いている方を2cmほど折ります。
だいたいで大丈夫です。ここまで編み込みを入れるので、ハサミで切る時の印になります。
2~3cm幅で切ります。
幅の大きさは年齢や技術に合わせて。細かい作業が得意なら細目に切ってもいいですし、低年齢・苦手な人は太目に切る方が作業が楽です。線を引かずに目分量で切っても大丈夫ですが、きれいに切れる自信がない人はものさしなどで同じ太さの線を描いてから切っても良いです。その際、一番端の太さは細くなったりしますが、切り落とすなり、大体真ん中を切るなり自由にどうぞ。
切るのは先ほど折った線まで。切り落としてはダメですよ!
フリーハンドで切ってもいいけど、心配な人はものさしで線を描いてね。
こんな感じに、最後まで切らずにつなげておいてください。最初に折った線までです。
ひろげるとこんな感じ
折りこむ紙を用意します。
折りこむ紙を切っていきます。
こちらは最後まで切ってOK。帯の紙をたくさん用意します。こちらも大体の太さで切って大丈夫です。心配な人はものさしで線をひいてもいいですが、最後まで同じ太さで行けるとは限りませんので、最後の方は太さを調整してみてください。
こちらもフリーハンドで切ってもいいけど、心配な人はものさしで線を描いてね。
自分で作った色紙や色画用紙、面白い模様の紙などいろんなものを試してみましょう。
編み込んでいきます
最初に切ったベースの画用紙の切り込みに互い違いに帯を入れていきます。
最後まで通したら、2枚目を通します。その時、上下が逆になるように編み込んでいきます。
こんな感じに格子になりました。どんどん編みこんでいきます。ぎりぎりに紙を通すのは大変なので、ちょっと離れたところを通して、後で寄せるとうまくいきます。
とばしても大丈夫
互い違いに編んでいくのが基本ですが、間違えて飛ばしてしまってもそれはそれで面白いかもしれません。
足りなくても大丈夫
帯が短くて途中で終わってしまったら、違う帯を足してもいいですね。その時外れやすいようだったら糊などで止めておくと良いです。
どんどん編みこんでいきます。最後の一本はちょっと大変だけど、太さを調整したりしながら頑張って!
上下にはみ出た部分を切ります。抜けやすいようだったら糊でくっつけておくとよいでしょう。
完成!
こどもたちの作品
応用編
編み込みにさらに編み込み!
編み込んだ縦の帯の下にもう一本帯を通していきます。複雑なチェックがらが作れますね。
ぐちゃぐちゃ編み
一つずつが基本の編み方ですが、どうしても苦手な子もいるようで。でもそれはそれで面白いので、それも良しとしました。面白いですよね。
その編み方にインスパイヤされて、おもしろい物も作ってみました。
編み込んだ上にモチーフをのせてみる
編み込みが完成したものを背景にして、蝶やお花をのせて、額縁のように周りを飾ったら素敵な絵画ができあがりました。