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葉っぱのこすり絵。落ち葉で遊ぼう!【自然教育】

落ち葉こすり絵
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地蔵
地蔵

葉っぱって、形や大きさ、色もいろいろあるよなー!いっぱい拾ってあそぼうぜ!

葉っぱは、二つとして同じ物がないですよね。木の種類によっても違うし、同じ木の種類でも色や大きさはさまざまです。1年中できる造形ですが、落ち葉拾いが楽しい秋に特におすすめです。今回は、小さいこどもでもできる落ち葉のこすり絵をご紹介します。

落ち葉を拾おう!

時間があったら、自分たちで描きたい落ち葉を拾いに行くと良いですね。落ちていた場所やその葉がはえていた木を観察することも大切な学びになります。いっそのこと、落ち葉が落ちている公園や森で行うのも面白いかもしれません。

時間がない時は、大人が先に拾って集めておいてもいいですが、種類によってはすぐにカサカサに乾いて丸まってしまったりパリパリに割れてしまうので、描く直前に拾う方が良いです。柔らかめの葉っぱがいいですね。

虫が苦手な方は、葉っぱの裏面に特にご注意ください。虫たちは葉の裏面に住むことが多いです。ひっくり返して、白い繭がはっていたり、細かい黒い粒があったり、白いホコリのようなものがあったり。それは大抵虫か菌類です。彼らも生きているので、そっと返してあげましょう。

落ち葉拾い

こすり絵

こすり絵は、物の上に置いた紙を鉛筆やクレパスでこすって形を浮き上がらせる描き方です。小さなお子さんでもずれないように気を付ければ簡単にできるので、たくさんの葉っぱで描いてみてくださいね。

準備するもの
  • 白い紙(コピー用紙などの薄いものが良い。)
  • 鉛筆、色鉛筆、クレパス
  • 葉っぱ

こすり絵をやってみよう!

葉っぱの上に紙を置きます。

葉っぱのこすり絵

しっかり押さえて、上にシャカシャカ色を付けます。

しっかり押さえるのがポイントです。小さい子どもは鉛筆を握る方の手をシャカシャカやっていると押さえている手がずれることがあるので気を付けてあげましょう。最初は手伝ってあげて、少しずつ手を離していくと、コツをつかんで上手にできるようになりますよ。

葉っぱのこすり絵

クレパスでやると一気に塗れるので色鉛筆より早く出来上がります。色鉛筆は少し斜めにしてシャカシャカやる方が形が出てきやすいです。どうやってこすったら形が出やすいか子ども自身で研究して少しずつ上手になっていくと良いです。

はっぱのこすり絵

慣れてくれば途中で色を変えてみたり、グラデーションにしてみたり、葉っぱ同士を重ねてみるのも面白い。工夫をすればおもしろいこすり絵ができますよ。

葉っぱのこすり絵

葉っぱのこすり絵

葉っぱのこすり絵の注目ポイントと声掛けヒントですが、

  • 分厚い画用紙より薄いコピー用紙の方が形がとりやすいです。
    →「いろんな紙で試してみよう」画用紙は強くこすれば出るかな?
  • 色鉛筆を縦に持って塗るより斜めにしてこすったほうが形が浮かびやすいです。
    →縦にしてなかなか進まない子に「ちょっと斜めにしてみたらどうかな?」
  • 葉っぱがずれないように押さえることと、色を塗る力の加減が大切です。
    →薄く塗って形が出てこない場合、強すぎて破れそうな場合があります。
  • 葉っぱの表面より裏面の方が葉脈が多いので、形が出やすいです。
    →「裏面と表面って違うかなぁ?」触って凸凹を確かめてみてください。
  • 葉っぱによって葉脈の細かい網目が出る物、出ないものがあります。
    →いろんな葉っぱで試しながら、描いてみては葉っぱを見たり触ったりして観察してみてください。
  • 葉脈の形に注目
    →網状脈と竹やイネ科の植物の平行脈(今回の写真の中にはありませんが)は中学の理科で習いますよ♪子どものあそび体験が学びへつながります。
  • 乾燥した落ち葉は描きにくい
    →上から描くとパリパリ割れてしまいますね。
「こうやればいいよ」をはじめから全部言ってしまわずに、子ども自身に気づいてもらえるようにしましょう。上手くいかなかった時にその都度ヒントを出していく方が、子どもたちの記憶に残ります。
地蔵
地蔵

できた葉っぱを切り抜いてガーランドにしてもオシャレだぞ!

葉っぱを切り取るときは、大き目に。小さいこどもは線ギリギリのところを切ろうとするので、せっかく描いた葉っぱを切ってしまうことも。外周に切り線を書いてあげてもいいですね。

葉っぱのガーランド

落ち葉をアートしよう!

キレイな落ち葉を拾ったら、創作意欲が湧いちゃいますよね。色んな形で落ち葉をアートしてみてください。きっと素敵な作品がたくさん出来上がりますよ!

よく見て、えのぐで描いてみよう。色とりどりの秋の落ち葉
自然と全く同じ色は簡単に作り出せるものではないんです。なので、この造形は、本物通りにそっくり描くことよりも、美しい自然をじっくり観察して、感じた形や線・色に感動する、面白がることに重視を置いてみてくださいね。
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